「でもまぁ、それもまた良しや」
「別に寂しくはない。だって初めから何もないねんもん。 ただ、ゆっくりゆっくり時間が流れていくだけや。 ウチはもう二度とあの場所には戻られへんねやろ。いつかあんたがおらん様んなったら、迷子の貝殻みたいにひとりぼっちで海の底をコロコロコロコロ転がり続けることになるんやろ。でもまぁ、それもまた良しや。」
ジョゼと虎と魚たちの中で、一番印象に残った台詞。
きっと誰の傍にも圧倒的に真っ暗な孤独というものは横たわっていて、なんとなく生きて、なんとなく生活を送っていれば、それの存在を意識することはあっても、深く沈み込むことはないのかもしれない。けど、もし生まれた時からその孤独の中に、自分の意思とは関係なく放り込まれてしまったとしたら?そこにしか自分の生きる場所がなかったとしたら?
多分ジョゼは、その孤独の中で一人、ずっと生きてきたからこそ、自分が元いた暗闇の中に戻っていくとしても、「それもまた良しや」と言える強さを持っていたんだと思う。
でも、そのジョゼの強さがなんだかとても寂しくて、切なくて、この台詞がずっと頭の中に残ってる。
とてもいい映画だったなあ。機会があれば、もう一度見たい。
全然話は変わって、ドラムの話。
ドラムを叩くのにはやっぱり体幹は必須なんじゃ無いか?とふいに思ったので(超今更)、今日からプランクとかいう体幹トレーニングを始めてみた。
腕立て伏せみたいな姿勢をキープして、自宅で簡単体幹トレーニング!的なやつ。
流石に1分ぐらいはいけるんじゃない?っていう謎の自信を持って臨んだんだけど、10秒ぐらいが限界だった笑
ドラムを叩いてるってだけでは体幹は鍛えられないのね。。
このままだと体幹がひ弱すぎて確実に腰をやってしまうので、毎日少しずつ鍛えようと思いました。。